「一瞬で心をつかむ文章術」石田章洋
ブログやTwitter、インスタグラムなど、誰かとつながりたい、情報を発信したい、願わくばそれを副業にしたい、と思っている方は今、たくさんいます。
では、どんな文章を書けば、より多くの人に読んでもらえるのでしょうか?
その答えが、この本にとても分かりやすく載っています。今、文章を書くことでの集客に悩んでいる人にぴったりの一冊です。
さて、あなたはどんな文章なら読んでみたいと思いますか?
ブログを書くにあたって、「一瞬で心をつかむ」ことが出来たら、本望ですよね。
こちらの本は、具体的なアプローチが多くて大変参考になりました。
私も、「心をつかむ文章」を素早くかけるようになるよう、精進していきたいと思います。
どんなふうに何を精進していけばいいのか?
詳しくは、もちろんこの本を手に取っていただきたいと思いますが、せっかく勉強したので、さわりだけ紹介させていただきます。
なぜ文章を書くのが苦手なのか?
著者は文章を書くことを料理にたとえ、手順が大切だと説いています。
「しっかり考えてから書き始める」
書く前の準備こそが大切なのです。
テーマに迷わないから速く書ける
「文章は読んでもらうために書く」
誰に読んでもらうのか→ターゲットの明確化
何について書くのか→テーマは「疑問形」にする
また、その問いは「ピンポイント」かつ「面白いもの」である必要があります。
読者が必ず興味を示す12のテーマも紹介されていますが、それは是非本でご確認ください。
とても参考になりますよ!
ネタ集めに迷わないから速く書ける
この章では、何に注目して情報を集めていけばよいのかについて、具体的に書かれています。
実際に集めた情報をどのように筆者が整理しているのか、付箋を使ったその方法をかなり具体的に細かく書かれているので、自分のスタイルが決まるまではマネをしてみるのもいいかもしれません。
組み立てには黄金パターンがある
同じ材料で本を書いても、組み立て方次第では全くの別物になります。
でも、毎回組み立てに悩む必要はありません。組み立てには黄金のパターンがあるのです。
それは「序論」→「本論」→「結論」の三部構成です。
具体的には
「序論」は問いかけ
「本論」はメインディッシュ
すなわち、自分の主張したいことに沿った根拠や具体例を積み上げていく部分となります。
「結論」は序論で投げた問いに対しての答えを明らかにし、納得させて読者をスッキリさせます。
まとめ
尚、本は全部で9章まであります。
ここまでは材料の集め方、5章以降は実際の文章の書き方について記載されています。
5.速く書き続けるには?
6.書き出しで迷わないから速く書ける
7.「?!」をちりばめ、心をつかむ文章にする
8.最終チェックで心をつかむ文章にする
9.「速く」「面白い」文章を書く習慣作り
と、なっています。
美味しい文章に共通する6つのスパイスが紹介してあったり
推敲の重要性が説いてあったりするので、
一度目を通しておくと、文章がぐっと洗練したものになること間違いなしの良書でした。
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