
一言でリストラって言うけど、
実際何がどう行われるんだろうね……
重たい空気の中、
急に上司に呼び出されたらテンパっちゃうよね

何事も予習が肝心です。
実際の早期希望退職者への面談がどのようなものか
こちらでお伝えします。
何が起こるかあらかじめわかっていれば、面談に臨む心構えができますよ。
リストラ面談その1
※場合によっていろいろ違うかもしれません。以下のケースは実際に最近行われた方々にアンケートしたものを基に記載しています。
1回目の面談は、リストラ対象者全員に対して行われます。
実はリストラを開始する前に、企業によってリストラ対象者は3つのグループに分けられています。
- A 是非とも会社に残ってほしい人
- B 会社に残っても、やめてもらっても構わない人
- C 残念ですが、今回必ずやめてもらいたい人
第一回目の面談の目的は、自分がどのグループに入っているのかを読み取ることです。
同時に、リストラを受け入れた場合の上積み退職金はいくらになるのか、今の住まいが会社の寮等であれば、いつまで今の家で暮らせるのか、など、細かいことも可能であれば確認しておきます。
面談の結果、自分がCであることがわかったならば、すぐに転職活動を開始するべきです。無理に残ってもまず良いことは起きません。
もちろん、それでもどうしても辞めたくない場合は、乗り切る方法もゼロではありませんので諦めないでくださいね。
A、Bの場合は会社に残るか、辞めるかよく考えましょう。
その際、転職サイトに登録して一度リクルーターと面接することをお勧めします。
なぜなら、自分の現在の市場価値がすぐにわかるからです。また、リストラが行われた後に転職活動を開始すると、一気にライバルが増えて不利になるので、在職中にいち早く動いておくことを強くおすすめします。
転職した方がいいのか。今の会社に残った方がいいのか。じっくりと考え、次の面談までに自分の行く方法を決定しておきましょう。
もちろん、私の夫もすぐにリクルーターと面接しました。
そのおかげで、「転職するならこの会社に入れる」ということがわかり、落ち着いてリストラ面談に臨むことができました。
サラリーマンでいると、自分の市場価値と向き合う機会はなかなかありません。
この機会に一度、転職エージェントとお話してみることをおすすめします。
登録・相談は無料。会社に登録したことを知られることもありませんので、リストラ面談で不利になることはありません。
リストラ面談2
さて、ほどなくして2度目の面談が行われます。
AまたはBだった場合、会社に残りたい旨を伝えればそれで終了となります。
お疲れさまでした。危機回避できましたね。
自分の市場価値も再認識できたことと思います。今一度、気持ちを改めて仕事に臨みましょう。
また、A~Cのいずれにせよ、会社を辞めることを決めた場合も問題ないでしょう。
退職金を手に入れて、新たな第一歩を踏み出してください。
問題なのはCだと言われたけれどもやっぱり残りたい場合です。会社の規模やリストラの在り方にもよりますが、会社に残るといった場合、厳しい態度をとられることが多くなるかと思います。
それでも、残る方法はゼロではありませんので、自分の希望はきちんと持っておくことは大切です。
担当のリクルーターや職業安定所の人など専門家とよく相談するのはもちろんのこと、先輩や同業者、はたまた過去の知人など今までの人脈を総動員して、今後の生活を模索していきましょう。
もともと、面談や話し合いが苦手な方は、たった3時間で身につく苦手な上司・部下の理由と解決策がわかる!伝え方コミュニケーション検定 を受けておくのも、リストラ面談対策になりますよ。
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] ということに決めました。(この時点で、リストラ面談はまだ開始されていませんでしたので、夫が会社からどう判断されているかについては知りようがありませんでした。リストラ面談については、コチラ「リストラ面談の手順とは」の記事を参考にしてください。) […]
[…] […]