今回はSEO対策のなかでも、基本であり欠かせない要素の一つキーワード選定の必要性についてお話しします。

キーワード選定?
なんでそんなもの選ぶ必要があるの?
ブログくらい好きに書かせてよ

好きに書いてもいいのよ。
でも、せっかく書いた記事、
たくさんの人に読んでほしいんだよね?

キーワードを選ぶことで
読者が増えるってこと?
そんな魔法みたいな話があるの?
っていうか、そもそも
キーワードって何?

魔法みたいにはいかないけど
対策しないと誰も来てくれないかも
「記事(ブログ)を書く前にまずはキーワード選びから」と言われて、意味が分からず困っていますか?
これから、キーワード選びの必要性について、超初心者の人にもわかりやすく説明していきますのでご安心ください。
その前に、SEOが何かわからない方、どうして必要なのかわからない方はこちらの記事をご確認ください。

SEO初心者のキーワード対策

ねぇ、サリナ!
上の記事、きちんと読んで来たよ。
僕の記事はブロガーさんに読んでもらいたいから
キーワードは「ブログ 読んで」にする!!
早速書くからね。
今夜アップするから、楽しみに待っててね

ちょっと待って!
うさぎくん、
「ブログ 読んで」って
Googleで検索したことが一度でもある?

あるわけないじゃん……

でしょ?
だったら、他の人も「そのキーワードでは検索しない」よね

えー。
じゃあどうするのさ
そうなんです。
キーワード設定って、自分が言いたいことをむやみに設定してもダメなんです。
誰か(特定の誰かを想定しておく必要があります)が必ず検索してくれる(してくれそうな)言葉を選びましょう。
わかるわけないですか?
例えば、お昼時に渋谷でお腹をすかせたサラリーマンが「現在地 ラーメン うまい店」とか検索しそうじゃないですか?
初めてのクリスマスデートを控えた男性なら「クリスマスプレゼント 彼女 絶対喜ぶ」なんてどうですか?
もっと確実なのは、夜中に赤ちゃんが突然高熱を出したら、多くのパパママが慌てて「赤ちゃん 高熱 夜中」と検索しますよね。

よし!考えたよ。
「うさぴょんの楽しいブログの書き方」を伝えたい
だから、キーワードは「うさぴょん 楽しい ブログ」
これなら、自分でも検索する!

うさぴょんは、ウサギ界のアイドルかな?
皆が気にして検索してくれる存在?
私、「ディーン・フジオカ シャーロック」
とかなら何度も検索したけど
「うさぴょん」って検索したことは一度もないなぁ。
ごめんね。

えー。みんな、「うさぴょん」って検索しないか……
そうだよね。
いまだ検索ゼロのブログだから、今はまだ誰も僕の
ペンネームなんて知らないや。
後、どうでもいい話を突っ込んでこないで。
自分しか知らない固有名詞を狙うキーワードとして設定していても、新しい読者は得られません。(のちのち、有名になってきて皆が調べてくれるようになれば話は別です。例えば「アスハピ」(ashapi.info)とか、ね? いつかそのうち、固有名詞で検索してもらえる存在になれれば……嬉しいのですが)

オッケー
だったらこれしかないね
「ブログ」
最初から一つにしておけばよかったんじゃん♪
サリナ、説明が下手すぎる

仕方ないなぁ……
じゃあキーワードを「ブログ」にしてみたら?
張り切ってキーワードを「ブログ」にして力作をかきあげてアップしたうさぴょん
しかし、誰も検索サイトからは来てくれません。
(すねたので、画面からも消えてしまいました)
あれ? ブログなんて多くの人が検索しそうなキーワード。
(これをビッグキーワードといいます。検索回数が10万回以上のキーワードです)
……それなのに、どうして誰も「うさぴょんのブログ」にたどり着いてくれないのでしょうか?
注意:ここではGoogleに登録済みのサイトを前提に話をしていますが、もしもあなたの記事やサイトがGoogleに認識されてない可能性がある場合はこちらでチェックしてみましょう。

検索ボリュームを確認する
ここでは、検索ボリュームが無料で確認できるサイトの一つ。
aramakijake.jp を使ってみます。
「ブログ」という言葉は月にヤフージャパンで740301回
Googleで605700回 検索されると推定されています。
10万回以上検索されるキーワードを「ビッグキーワード」と言いますので、これは間違いなく「ビッグキーワード」です。
こんなに検索されるのに、どうして誰もうさぴょんのサイトにはたどり着けないのでしょうか。
そろそろピンときましたか?
そうなんです。競合サイトが多すぎて、検索しても上位に表示されないのです。
また、上記を見て頂くとわかる通り、検索結果が1位を取れれば合計で56万のアクセスが得られますが、10位になってしまうと、4万のアクセスになるんです。(もちろん、4万アクセスでもかなり高い数字です)
これが、「キーワード設定」のやっかいなところでもありますし、ブログ運営をしている人にとっては、醍醐味の一つにもなるでしょう。皆が、SEO対策をして一つでも上に検索されるように必死になっている理由がはっきり見えてきました。
ではそれをどうすればよいか……については、こちらでお話ししています。
是非ご覧ください。

尚、SEO対策だけでのブログ流入は非常に難しいので、SNSを併用することをおすすめします。ツイッター運用の極意についてはこちらで述べていますので併せてご活用ください。

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